歯科先進国であるスウェーデンは、むし歯や歯周病などになる前に歯科医院へ通い、未然に防ぐことができている結果、世界で一番歯科疾患が少ない国と言われています。現在の歯科医療は、スウェーデンのように予防歯科の考えが主流となっており、「治す」ことより「守る」ことを重要視しています。
歯は一度削ると二度と元に戻りません。治療のために歯を削って被せ物や詰め物をしても、健康な歯に戻ったとは言えません。それらは永久的に使い続けることはできませんし、天然の歯に勝るものはありません。
そもそもむし歯や歯周病にならなければ、歯を治す、削る必要はありませんよね。歯医者は「痛くなったら行くところ」ではなく「痛くなる前に行くところ」と考えるべきなのです。